その三 『進路…ねぇ』
ありさ: | あー、考えてもわかんないから、もういいや。 |
きしもじぃ: | そうかそうか。 じゃあ、いまは考えるのをやめとこうかの。 |
ありさ: | え?もういいの? |
きしもじぃ: | 分からないものは考えても仕方のないことじゃ。 |
ありさ: | あ、そう!?じゃあ、ゆうこと遊んでこようかな… (メール中) |
きしもじぃ: | そうかそうか…。 ところで、普段の勉強はどうしとるんじゃ? |
ありさ: | ん?うーん、あんまりやってないかな…。(苦笑) 進路も決まってないし、やる気もあんまり出なくて。 |
きしもじぃ: | そうかぁ。進路がまだ決まっていないのなら、なおさら勉強には打ち込んでおいた方がいいんじゃがのぅ。 |
ありさ: | ふーん…。 |
きしもじぃ: | いま、目の前に「勉強」があるなら、それをしっかりやっておくことが、いい進路にめぐり合うことにつながるんじゃ。いまを飛び越えて、未来には行けないんじゃよ。 |
ありさ: | へぇー…。きしもじぃ、たまにはいいこと言うじゃん。 |
きしもじぃ: | いやぁ、それほどでも…(汗) …って、いつもそんなにふざけた事を言っとるかのぅ…。(泣) |
ありさ: | じゃあ、普段の勉強もがんばろっかな!ゆうこも勉強に誘おうっと。(メール中) |
きしもじぃ: | おっ、ありさ殿もやるときはやるんじゃのぅ。 早速、勉強とは…。 |
ありさ: | こう見えて、私、結構やるときはやるんですよー。 ♪♪〜(着信) あ、ゆうこからだ。はーい…、え?いま服見てんの!?あ、行く行くー!うん、わかったー。(ピッ) じゃあね、きしもじぃ! |
きしもじぃ: | ありさ殿…。切り替えも早いんじゃのぅ。 |
ありさ: | 今度からゆうこと一緒に勉強がんばるねー! ありがとう、きしもじぃ! |
きしもじぃ: | そうかそうか。はい、じゃあいってらっしゃい。 しっかり、やるんじゃよー…。 |
きしもじぃのアドバイス |
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いま目の前にあることを精一杯やることも、進路につながる大切なことじゃよ。 |
もしも | ||
B:もうちょっと考えてみる | ||
を選んでいたら… |