子育てエピソード
『だいじょうぶ活用術』
「新しいTシャツを買いに行こうか」というママの誘いに“ダイジョウブ”。
ついついテレビを見続けて、宿題が終わっていないことを鋭く突いてくるママの攻撃(口撃)に、すかさず“ダイジョウブ”。
「天気予報、雨だよ。傘持って行って」と、ママの親切ナビにも“ダイジョウブ”。
あまりにも条件反射的に繰り出してくる “ダイジョウブ”に、ママも逆襲 “本当にだいじょうぶ?”。
ママのスペシャル、心配てんこ盛り“だいじょうぶ?”。
対する子供の得意技、必殺おうむ返し“ダイジョウブ!”。
合わせ鏡のようなダイジョウブループ、一体いつまで続くのやら。日々の会話がコレで成り立っている親子関係って、だいじょうぶ?“だいじょうぶ、だいじょうぶ”−−−?
根拠の無い“だいじょうぶ”も、時と場合で癒やしの“だいじょうぶ”になる。母の“だいじょうぶ”には愛があると、ママの自信は根拠が無くても揺るがない。(あつ)