『キャッチ・マッチの楽しさ』
ペンネーム:Maruco
夫は毎日、仕事のお得意さんに、挨拶状をしたためています。そのお手紙の投函を、娘を幼稚園へ送りに行く朝の忙しい時間に限って頼んでくるのです。
正直楽しくない思いをすることが多かったのですが、ある朝、娘が夫の手紙を楽しそうに預かり、楽しそうにポストに投函する姿を見てハッとしました。
早速、次の日の朝、出かける前に夫に、「何かお預かりする物はないですか?」と声をかけてみました。
すると、夫は「ありがとう!僕はこのお手紙、お客さん方に気持ちが伝わりますようにって祈りながら書いているから、よろしくね!」
と、手紙にこめた思いを初めて話してくれました。
娘の姿を通して、とってもすてきなプレゼントをもらったような気持ちになりました。